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これからの

ひで


「ひでさんまた来ます。」
「大将今日もうまかったよ。」
「和食を食べたい時は、ここで食べると決めているのですよ。」
「西荻でやってくれて本当に助かります。」
こんな嬉しい色々な声を聞かせていいただく事で、7年半頑張って来ました。
今、目をつぶるとお客様と話した、かけがえのない会話を思い出します。
最近は、忙しい日も多く、会話できる機会も少し減ってしまいましたが、
お客様が楽しく話している姿を見る事ができ、何より嬉しく思います。
この間お客様に、「顔がこわいよ。笑って。」と言われました。
忙しさのあまり、心のゆとりを失っていた事に気付きました。
小(心)を亡くすと書いて忙しいになりますが、それではいけないと思います。
心のゆとりを忘れずに、仕事は素早くできるよう、努力して参ります。
中々不器用なので、寿司職人のようにテキパキ仕事をしながら、会話を楽しむ事ができませんが、
笑顔だけは忘れないようにしたいと思います。
私の母は保険の外交員をしていました。
たまたま一緒に仕事へ行った事があり、子供ながらに私が、「何で頼まれてもいないのに、保険をすすめるのか?」と聞いた事があります。
母は特に説明をせず、悲しい顔をしていました。
最近聞いた話によると、自分が母親を失って、大変な時に保険に助けられたと知りました。
必要以上に保険も必要ありませんし、居酒屋であれば無理にすすめ飲みすぎで、
体調を崩すほどの酒もいけません。
しかし、頑張った自分へのご褒美と、心の癒しになれる事は、とても意味があると思っております。
どの様な仕事でも、お客様と提供する側が、満足できる事が必要だと感じております。
2号店オープンしましたが、まだまだこれからです。
日々失敗ばかりですが、少しずつ成長できる事を喜びに感じ、精一杯頑張っていきたいと思います。


 

二〇一四年一月    代表 新井英之



 

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